九州(福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県)
大分県宇佐市  福巌寺本堂右側の池に架かる羅漢橋の奥には、畳六畳ほどの小さな「閻魔洞」という岩窟(凝灰岩)がある。
 まず左手に三途の川で亡者の衣服を奪い取るという、片膝を立てた姿の老鬼女奪衣婆(だつえば)像がある。
 次に右側に牛頭(ごず)像、左側に馬頭(めず)像、ともに体は人間頭は牛・馬の地獄の獄卒いわば鬼が安置されている。
 中心には十王像が安置されている。十王の背後には観音像や多くの羅漢像などが安置されている。
 いずれも観音像の銘文(正徳2年)から3百年ほど前のものと考えられる。

情報提供:福巌寺ご住職


福巌寺
曹洞宗
福岡県福岡市博多区 山門を入ってすぐ右側に、閻魔堂・観音堂が並んで建っていました。観音堂には(多分)三十三体の観音像がおまつりされていました。
閻魔堂には、閻魔像の他、奪衣婆、鬼卒2体(牛型・馬型か?)、地蔵菩薩、そしてなぜか小さい閻魔像が1体安置されていました。
海元寺
浄土宗
(おまけ) 海元寺さんの小さい方の閻魔さま

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