東海(岐阜県・静岡県・愛知県・三重県)
岐阜県岐阜市 岐阜城近くまで「金華山ロープウェイ」で上ることが出来るが、ロープウェイ下車後、岐阜城に向かう道の途中で小さなお堂を発見。そのお堂にまつられていた閻魔さま。説明版には延文3(1358)年の安置とある。木像。岐阜市重要文化財。
金華山の福閻魔
静岡県松崎町  棟札によると、享保3(1718)年、仏師法橋石見(のりはしいわみ=運慶の流れをくむ仏師)が作ったものとされる。

撮影・協力:(有)アド・イズム 様
妙相庵
浄土宗
静岡県富士宮市  十王仏が安置されています。
 元禄六年(1693年)に、第七世貞誉上人が自ら造り、奉安したものだそうです。
宗心寺
浄土宗
静岡県静岡市  銘に元禄7年(1694)8月とある。
 石像に彩色してあり珍しい。住職の話によると、もとはもっと原色に近いおどろおどろしい極彩色が施されていたとのこと。
 当時疫病がはやり、疫病除けとして建立されたとのこと。
 左には奪衣婆も安置されている。

寶珠院
曹洞宗
静岡県静岡市  「忿怒の相」というより、にやりと笑っているようにも見えるこの像は、元は、歓昌院の末寺「長栄寺」に安置されていたが、廃寺となりこちらに移ってきたそうです。
 長栄寺は、丸子のとろろ汁の店「丁字屋」の裏手にあったそうです。現在は公会堂になっています。
歓昌院
曹洞宗
静岡県静岡市  西平松の村人によって守られている閻魔さま。
 残念ながら何の伝承も残っていない。
 中央に閻魔像、司命・司録、奪衣婆、地蔵菩薩像が安置されている。周囲には中央の閻魔像より小さい「十王」が安置されているが、この「小さい十王」の中にも「閻魔像」があった。つまり、この閻魔堂には、大きい閻魔と小さい閻魔の二体がおまつりされているのだ。何らかの事情で、他で安置していた十王をこちらに遷座させたものと思われる。
閻魔堂中央の閻魔さま
「小さい」閻魔さま
西平松の閻魔
静岡県焼津市  元吉良家の家来が、赤穂浪士の一件に関わり犠牲となった吉良家の供養のため建立を発願。5年の歳月をかけ寄附金活動を行い、享保4年に完成したと伝えられる。
 左手の上に宝珠を載せており珍しい。
 堂内には同時期に作成されたと思われる2体の像があった。司命・司録か。
 こちらのページの最後の方に閻魔像建立にかかわる伝承が出ています
 
法号庵
通称 方ノ上(かたのかみ)の閻魔
曹洞宗
静岡県藤枝市  明治末の火災により、古文書等は残っていないが、寳永6(1709)年2月の制作で、桂林院(洞雲寺の末寺。廃寺となっている)の本尊であったいわれている。
洞雲寺
曹洞宗
静岡県島田市  
大善寺
曹洞宗
愛知県春日井市  残念ながら、作者、いきさつ等はっきりしたことは解っていない。
 20年ほど前までは信者さん宅の敷地内に安置されていたが、何らかの理由で、 移転しなければならなくなり、ご縁のあった瑞雲寺さんに安置されることになっ たとのこと。
 当時の施主さんは、すでに亡くなっており、お話を聞くことはできなかった。
(2004.03.29 瑞雲寺住職さまより頂いたメールに拠る)
瑞雲寺
臨済宗

三重県松阪市郷津町 (情報提供:笠岡市吉祥院住職さま)
西方寺 new!!
天台真盛宗

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