閻王寺跡史跡版


 平成12年8月3日、有度まちづくり推進委員会が作成した史跡版が閻王寺跡に建ちました。

閻王寺跡の看板

 内容は以下の通り 。

「閻王寺と閻魔坂」

 かつてここには、閻魔大王をご本尊とする閻王寺という寺があり、此の閻魔大王を敬えば、極楽に行けるばかりでなく現世における罪も許され、その家は子宝に恵まれ、代々繁栄すると伝えられた。このため、村の人々をはじめ、近隣の多くの人々から信仰された。  閻王寺は明治10年(1877)廃寺、その後、閻魔大王像は近くにある鳳林寺に遷座され、なお引き続き大層な信仰を集め、縁日には参詣に訪れる多くの人たちで賑わったとのことである。更に、昭和52年(1977)熊野神社境内にある薬師堂に遷座、安置され、現在に至っている。
 有度郷土誌によれば、江戸時代、閻王寺の門前の東海道を閻魔坂といい、傾斜が急であったため、馬から落ちてけがをする人が多く、東海道の難所といわれた。これは馬に乗ったまま通り過ぎるのが、閻魔大王に対し礼を失した祟りであると考えられ、たとえ参勤交代の大名であっても馬を下りて通行したそうである。
 行き来する人たちの安全を願った住職は、閻魔大王像の胎内仏を後ろ向きにして法要を行ったところ、事故は無くなったとのことである。
    平成12年7月
                有度まちづくり推進委員会
                有度ふるさとマップ委員会
                清水西ロータリークラブ

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