鳳林寺の宝物

令和 6年 3月の展示


写真 読み方 意味・いわれなど 作者紹介 備考
龍 日献四海水

「諸回向清規」に
「家有壬癸神 日献四海水」
(家に壬癸の神(水神)あり 日々四海の水を献ず)とある。

火伏せのおまじないの軸と思われる。

丹羽廉芳
静岡県修善寺村生まれ。 1916年静岡市の洞慶院で得度。
1930年東京帝国大学文学部卒業。
清水市の一乗寺・龍雲院の住職を歴任
1955年洞慶院住職。
1960年永平寺東京別院監院。
1976年永平寺副貫主。
1985年1月、永平寺77世貫首に就任。
1993年9月7日、遷化。享年89。

H28.3 本堂
R06.03 本堂
 寿 文天祥(1236年~1283年)
中国南宋末期の軍人、政治家。

H29.1~3 客間
R06.01~03 客間
(龍天軸) 龍天護法善神の名を記した掛け軸のことで、修行に赴く際に、修行者自身の安全や、道念増長などを祈って携帯する。一般的には「白山妙理大権現・龍天護法大善神」と二神を並列に書く。 (秦)黙道慧昭(1862(文久2)~1944(昭和19))
 百不能と雅号す、江戸の人。
 6歳品川天竜寺秦慧芳に投じ、師の兵庫長松寺転住に従い、同寺にて得度。
 曹洞宗専門本校に学び、永平寺に安居、立身し、久我環渓、長森良範に随侍。ついで可睡斎の西有穆山に参じたが、病気のため帰山。29歳、長松寺の師席を継ぎ、消失後の同寺を復興、再び可睡斎で参究。宮津の智源
寺、般若林の福昌寺に転住、般若林専門僧堂を開いて育英に務む。
 昭和8年、永平寺68世貫首に就任。
 昭和19年、東京田中寺の梅樹室にて入寂。世寿83歳。勅謚大規正信禅師。

H27.6. 事務室
R06.03 寺務室
「梅村」とある H30.4 本堂
R06.01~03 新庫裏


過去の展示

掛軸

色紙

扁額・柱聯



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