「恨みは恨みしか生まんがよ」 NHK朝ドラあんぱん 朝田羽多子(のぶの母) この春から始まった新しい朝ドラ「あんぱん」。 主人公のぶが、弱い者いじめをしていた男の子とケンカをして、相手にけがをさせて謝りに行った帰りに、お母さんがのぶに言った言葉です。 「のぶ、なんぼ自分が正しい思うたち乱暴はいかん。痛めつけた相手に恨みが残るだけやき。うらみは恨みしか生まんがよ。」 お釈迦さまの言葉「ダンマパダ(法句経)」に「実にこの世においては、怨みに報いるに怨みを以てしたならば、ついに怨みの息(や)むことがない。怨みを捨ててこそ息(や)む。これは永遠の真理である。(中村元 訳)」とあります。 恨みの気持ちを恨みで返したら、それは終わることがない。恨みを捨てればいい、という事ですが、このお母さんは、さらに進めて、相手に恨みの気持ちを持たせないように、と教えています。 私たちも、相手に恨まれるよな行動を控え、また恨みがあっても恨みで返すような事をしないようにしていきたいものです。 |
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