門前掲示板


令和3年2月の門前掲示


 「仏教で『滅』は『コントロール』の意 私の心の鬼は 滅(コントロール)できているだろうか」 


 2月15日は、涅槃会(ねはんえ)といって、お釈迦様が「入滅」(にゅうめつ。なくなった日)された日です。

 「入滅」の「滅」と、節分の「鬼」にちなんで、この言葉を書いてみました。
 (ちなみに私は今流行のアニメ映画「鬼滅の刃」はまだ観ていません)

 仏教の教えのひとつに「苦集滅道」があります。
 「苦」とは、「思い通りにならない事」を意味します。(「苦しい」の意味ではない)
 「集」とは、「苦」の原因に関する真理をいいます。原因を自己の内部に見いだそうという事です(煩悩)。
 「滅」とは、「抑え込む、制御、コントロール」の意味です。「苦」の原因である煩悩をコントロールしなさい、という事です。(なくす・消滅させるの意味ではない)
 「道」とは、煩悩をコントロールする方法(八正道。 正見 正思惟 正語 正業 正命 正精進 正念 正定)を示しています。

 今年大学生になった息子が、私が節分の豆まきをしている横で、「『鬼は外』なんて言わずに、鬼とうまくつきあうようにすれば良いのにねぇ」と言っていましたが、まさにその通りで 心の中の鬼である、愚痴の心、妬みの心といかに共存しいかにコントロールするか、それが大切な所だと思います。今流行している新型コロナウィルスについても、完全に排除することを考えるばかりでなく、いかに共存しコントロールしていくかを考えていきたいものです。







過去の門前掲示

令和3年

平成29年  平成30年  平成31年(令和元年)  令和2年

平成24年  平成25年  平成26年  平成27年  平成28年

平成19年  平成20年  平成21年  平成22年  平成23年

平成14年  平成15年  平成16年  平成17年  平成18年



戻る